FXの鉄則を伝授

自分に合う投資スタンスを決めよう

ライフスタイルや性格に合ったスタンスを考えよう
FXはレバレツジの設定倍率や、いくらで買っていくらで売るのかといった売買タイミング、売買する通貨など、さまざまなことを自分の判断で決められる自由度の高さが大きな魅力。
「だからこそ、自分の性格やライフスタイルに合った投資スタンスを自分で決めることがとても大切です」。
FXの投資スタンスは下図にあるように、主に短期スタンスと長期スタンスの2つに分けられます。短期では、レバレツジを高めに設定し、数十銭〜数円程度の小さい値動きを狙って売買し、レバレツジに応じた高めのリターンを為替差益によって得るというもの。同じ元手資金を短期間に繰り返し投資できます。一方、長期の狙いは、高金利通貨を低レバレッジで買って長期保有し、スワップ金利を毎日コツコツ得るというもの。
「ただし、1年前に比べるとスワップ金利が低くなっているため、スワップ狙いのスタンスでも、ある程度の売買益が出せる為替変動があれば、すかさず売って利益を確定させるのがよいでしょう」

通貨の特徴を知っておく

自分の投資スタンスに合った通貨を選ぶ
通貨は投資スタンスに合ったものを選ぶことが鉄則、「短期トレードならマーケットの規模や流動性(売買量)が高く、情報量も多い通貨、米ドルやユーロがいいでしょう」。長期で保有するなら、狙いはやはり高金利通貨。といっても各国の利下げに応じて1年前に比べてスワップ金利(2通貨間の金利差)がかなり減額しています。「低金利と言われ続けけた円よりも金利が低い通貨(カナダドルなど)も出現し、逆にスワップ金利を払わなくてはならない事態にも。毎日変動するので、長期保有の場合は、金利変動も事前にチェックして買いましょう。今なら比較的経済が安定している資源国通貨の豪ドルがよいでしょう」。

リスクコントロールを理解する

損切り注文や、損失を拡大させない仕組みを活かす
レバレツジで元手の数倍の取引ができるということは、為替が思惑と違う方向に動いた場合、損失もレバレツジの倍率に応じて膨らむということ。そこで左図のように、FX会社では顧客が証拠金全額を失わないように、証拠金に対して50%など損失額が一定の基準に達すると、「マージンコール」(証拠金を追加するか損切りを)という警告を発します。損切りせず取引を続行し、さらに証拠金の80%などに損失が膨らむと「自動ロスカット」といって強制決済される仕組みになっています。
また、FXは自動売買が可能で、為替市場に常にはりついて いなくても、あらかじめ自分で指定する指値で買い注文や売り注文、両方の注文が一気に入れられて、自動的に売買されます。「短期の場合は、『これ以上損失が膨らんだらアウト』と自分なりに損切りレベルを事前に決めて、ストップロス注文(損切り注文)を入れておくことが重要です」。
長期の場合は、保有によって得る金利収入狙いなので、円高傾向に動いても強制決済されないよう、レバレッジを1〜3倍程度にするとよいでしょう。

会社の特徴を知って、慎重に選ぶ

資産管理方法と会社の信用度をチェック
4月末、金融庁がFX業者の規制強化策(信託銀行へ資産の信託保全義務づけ。施行まで数カ月の猶予がある)や、レバレッジの倍率上限規制方針を発表しました。昨今、上場企業も倒産しているような経済状況で、会社選びで重要なのは、「やはり安全性です。規制施行前の今は、資産管理方法がしっかりしている会社を選ぶのが基本。財務内容などが安定しているか、自己資本比率が40%以上あるか(40%以下だと借金が多く経営が厳しいということ)などを目安に考えましょう」。単に資産を分別管理しているだけの会社は、万一のときに証拠金が戻らないこともあるので要注意。
また、FXには左図のように相対取引するFX会社以外に、「くりっく365」や7月開設予定の「人証FX」という公的市場で取引しているFX会社もあり、透明性のある有利なレートや税制上の優遇があるなど、安全面に配慮があります。
短期向きか長期向きかなど、自分の投資スタイルに合った会社かどうかも重要な点です。

初心者が知っておくべきFXの鉄則メニュー

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